選択肢が豊富な看護師もおすすめ!
福岡県では医療系の需要も高く、特に看護師は不足している状態です。選択肢も豊富なので、自分に合う職場を探している人におすすめですよ。
まずは求人状況をチェック
中央ナースセンターの発表によると、2018年の福岡県の有効求人倍率は2.17倍、と1人あたり2件以上の求人がありました。条件にこだわり過ぎなければ、すぐに転職先が見つかるでしょう。
給与は?
賃金構造基本統計調査によると、福岡県の看護師の年収は4,680,400円。全国平均が4,784,700円なので、決して高い年収ではありません。しかし、九州の他の地域と比べてみると、佐賀県は4,232,700円、長崎県は4,212,000円、熊本県は4,330,700円、宮崎県は3,914,000円、鹿児島県は3,979,900円と、福岡県のほうが340,000円~760,000円ほど高めです。
転職する3つのメリット
1つ目は福利厚生や教育制度が充実していること。九州の中でも福岡県は人口が多い地域です。大きな病院も多く、福利厚生や教育制度が充実しているので、職員も働きやすいでしょう。
2つ目はキャリアの選択肢が豊富なこと。求人数が多く、働く場所の選択肢も豊富なので、興味がある分野や希望する働き方に合った職場を選べますよ。
3つ目は転職しやすいこと。求人数が多いので条件が少なければその分選択肢も豊富になります。もし残念な結果になってもすぐに次の候補が見つかるでしょう。
求人情報の一例を紹介
実際にどのような求人があるのか、イメージしやすいように一例を紹介しますね。
福岡県内で最も求人が多いのは「クリニック」です。地域別に見ると一番多いのが福岡市で、それに北九州市、久留米市が続いています。
クリニックに来るのは比較的症状が軽い人や慢性的な疾患で受診する人です。急を要するケアはほとんどなく、問診やバイタルの測定、検査、点滴、採血、透析が主な仕事です。
次に求人数が多いのは「一般病院や大学病院」です。地域別に見るとクリニック同様、一番多いのが福岡市で、それに北九州市、久留米市が続いています。ただし、クリニックとは異なり、一般病院や大学病院は入院設備があります。病棟に配属された場合、日勤だけでなく夜勤もあり、土日を含むシフト制で勤務するのが一般的です。重症の患者さんの対応や難しい処置も行うので高度な知識とスキルが必要ですが、その分、給与は高め!
残業の少ない職場を希望するなら検診センターがいいでしょう。病気の早期発見や生活習慣の見直しを目的に健康診断を行う施設で、問診や身体測定、検査の補助が主な仕事です。訪れるのは健康な人ばかりなので、一般病院や大学病院のように専門的な知識や高度なスキルを求められることはありません。検査は予約制なので残業はほとんどなく、休日もしっかり休めますよ。